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AUTOCULT オートカルト 06042 1/43 ツェンダップ スポーツクーペ 1958 メタリックシルバー

型番 06042
定価 17,600円(税込)
販売価格(送料無料 16,280円(税込)
購入数

■商品名:AUTOCULT ツェンダップ スポーツクーペ 1958 メタリックシルバー
■スケール:1/43
■年代:1958
世界限定333台
お取り寄せ
※売り切れの際はご了承願います。

1955年、オートバイの製造で有名になったツェンダップ社は、小型車「ヤヌス」で地元の自動車市場に足場を築こうとしたが、小型車分野参入だけではなく「スポーティな」顧客をターゲットにする必要があった。

1956年の春、ツェンダップは「プロジェクトKFIV」と呼ばれる車の最初の設計を請け負った。

ツェンダップは、デザインに費用をかけずに、ピニンファリーナのデザインオフィスに依頼して魅力的なボディを作った。

ツェンダップはエンジンダミーを装備したシャーシをトリノに送った。

ついに1956年の秋に委託設計が完成した。

会社のボスであるハンスフリードリッヒノイマイヤーは、ツェンダップの新しく設計された未来のスポーツカーを見るためにイタリアに向かった。

手作業で仕上げられたアルミニウムスキンの重量は、シートと機器を含めて450kgだった。

この重量は量産でさらに軽量化されるはずだったが、完成車の最終重量は775〜800kgになりそうだった。

このモデルに合う独自のエンジンがなかったため、ツェンダップは英国のメーカーであるコベントリークライマックスの1.1リッターで78馬力の強力なスポーツエンジンを使用した。

スポーツカーの開発はすぐに顧客の熱狂的な関心の的となり、1957年の春、最初の実用的なテストが完了した。

高価なイタリアのアルミニウムスキンではなく、いわゆる「慣らし運転用ボディ」を使用したため、テストドライブでは、多数の大小の欠陥が明らかになり、それらの調整により、当初確立されたスケジュールが大幅に遅れた。

1958年春に予定されていた本格的な生産の開始は、早期に延期されなければならず、このスポーツカーのために多くの時間が浪費され、まだまだ改善の余地が残っていた。

そのため財政不安が生じ、二輪車の販売のほうが大幅に落ち込んだことで、さらに悪化した。

1958年の夏、「プロジェクトKFIV」は中止となり、二輪車の生産に専念することになった。

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